妊娠初期に出血が!お腹の張りや痛み対処法!

まずは慌てずに、出血の色や量など詳細を確認しましょう!

 

妊娠初期の子宮は胎盤や胎児の体の基礎を準備している段階です。

 

なのでとても不安定であることをまずは理解しましょう。

 

内診やちょっとした刺激でも出血しやすい状態です。

 

しかし、
そのほとんどが心配のない出血になりますが、中には流産や子宮外妊娠などトラブルの兆候であることもあります。

 

至急の受診が必要な場合もありますので、本ページでは予備知識をご紹介しますが、

 

どんな症状でも不安があれば決して自己判断はせずやはめに病院へ言って安心してくださいね。

 

出血や痛みで簡易症状チェック!

 

出血の箇所 は以下のどこからですか?

膣から   → 以下へ続きます。
尿道から → 膀胱炎などの可能性を確認しましょう。
肛門から → 便秘や痔などの可能性を確認しましょう。

 

 

出血が膣からの場合は?

胎嚢がすでに確認されている。

場合は以下の原因が考えられます。
(胎嚢(たいのう)とは・・・赤ちゃんを包む袋のことになります。)

 

子宮がん、子宮膣部びらん、子宮頸管ポリープ

痛みは少なく、少量の出血が特徴になります。
ぴらんやポリープについては妊娠中は治療しないことが多いです。

 

子宮頸管無力症(しきゅうけいかん)

子宮口が自然に開き、流産や早産の原因になる可能性があります。
兆候としては少量の出血と腹部の痛み、おりものの増加があります。

 

絨毛膜下血腫(じゅもうまくかけっしゅ)

無症状から大量の出血まで症状はまちまちになります。
痛みは少なく、安静にすれば消失することもありますが、感染症併発などのリスクも考慮して診断をしていきましょう。

 

切迫流産

月経よりは少ない出血があり、腹部にも痛みがあることもあります。
こちらも安静にしていれば妊娠継続になる可能性が多いです。

 

頸管妊娠(けいかんにんしん)

子宮の入り口付近に受精卵が着床する状態になります。
止血が難しく大量の出血をともない妊娠継続の可能性はとても低く至急の対応が必要になります。

 

 

胎嚢がまだ確認されていない。

場合は以下の原因が考えられます。

流産

下腹部に強い痛みがあり鮮血(せんけつ)の真っ赤な出血をともないます。
すぐに受信をし子宮をきれいにする対応が必要になります。

 

胞状奇胎(ほうじょうきたい)

胎盤になるべき絨毛が異常に増殖する症状。
妊娠の継続は難しく、倦怠感やつわりの思い症状を併発することが多い。

 

子宮外妊娠

卵管など子宮内ではない場所に受精卵が着床する症状。
黒赤色の出血がともない腹部が強く痛みもあり至急受信が必要な状態です。
こちらも妊娠の継続は難しい状況となります。

 

極少量の出血が1度などであれば一般的に心配のないことがほとんどですが、人によって症状は様々、本当に重大なケースに発展しないか早めの受信で確認をしていきましょう。

 

 

お腹の張りについて
子宮は筋肉でできており、普段はやわらかくゆるんでいますが緊張やストレスなどで収縮して固くなります。

 

これがお腹の張り、の正体になります。

 

時々張ることは生理現象なので心配はいりませんが、流産や相談などもお腹の張りの症状がある場合があるため注意が必要でもあります。

 

お腹の張りを感じたらまずは30分程度、横になり安静にしてください。

 

それでは張りが強い、継続しているなどあればはやめの受信で詳細を確認してください。

 

特にお腹の張りと出血がともなう場合は注意が必要ですのでこちらも受信で詳細をチェックしてください。

 

妊娠初期は不安が常につきまとい、ストレスもたまります。

 

リスクをしっかり確認して、冷静で早期な対応ができればいいですね。


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