卵巣機能低下とは?排卵障害の改善方法!

卵巣機能低下とは?

 

その他の呼び方としては、卵巣機能障害、卵巣機能不全などど呼ばれています。

 

これからを総称して排卵障害と言われていますが、卵子が十分に育たない、卵巣の中から飛び出せないなどで排卵が正常に行われない状態と言います。

 

卵巣の役割は卵胞ホルモン、黄体ホルモンなどの女性ホルモンを分泌して、卵子を育て排卵させる働きがあります。
またもう一つに子宮内膜を着床可能な状態にする働きもになっています。

 

月経周期を調整するホルモンが正常に分泌されない場合は卵巣がうまく機能しいなくなり、結果として排卵に影響をおよびしてしまいます。

 

機能不全になってしまいますと無月経、無排卵になる不妊の原因になります。

 

卵巣機能低下の症状とは?

卵巣機能低下,不妊
女性ホルモンの不安定により月経の時期が乱れてきます。

 

妊娠していないのに月経が来ない、月経以外の出血がみられるなど様々な症状があらわれます。

 

その他にイライラなどの精神不安、頭痛、肩こりなど自律神経症に似た症状もあるのがこの特徴になります。

 

何かおかしい体の変化があった場合はかかりつけの医師にまずは相談をしてみてください。

 

卵巣機能低下の原因とは?

 

卵巣の機能低下はあくまで結果で、原因は脳の下垂体や視床下部との連携によって働くために複合的に問題が生じている場合が考えられます。

 

卵巣は高齢などが原因
下垂体は腫瘍などによる原因
視床下部ではストレスや肥満や無理なダイエットなどが原因

 

また甲状腺異常などでも卵巣機能低下は起こる場合があります。

 

卵巣機能低下の検査方法とは?

 

尿や血液中の女性ホルモン値、子宮内膜組織、頸管粘液など総合的に検査を実施していきます。

 

また卵巣機能低下が発症している場合は基礎体温にも異常があるために、基礎体温グラフなどでも気づく場合があります。

 

卵巣機能低下の治療、改善方法とは?

 

まずは上記の原因をみつけ、それに応じた治療が最善になります。

 

軽度の卵巣機能低下と診断された場合には、排卵誘発剤などを使用して排卵の正常化を目的にホルモン療法を実施します。

 

卵巣機能低下は軽度な場合は治療の選択肢も増え、また逆に重度の場合は治療が困難になるケースもありますので、こちらも早期発見と早期治療が最重要になり大切になります。

 

妊娠を考えられている方は体の変化に気を付けて少しの異常をほおっておかず念には念をで必ず受診するようにしてくださいね。


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