フライング検査薬のおすすめの商品は？選び方、使い方の注意点とは！？
はじめに
妊娠を望んている女性にとって、赤ちゃんが自分の体にいるのか明確に分かる最初のきっかけが妊娠検査薬です。
特に長い期間、妊活をしてきた人や、不妊治療を受けながら頑張ってきた人などは、一刻も早く陽性反応が出ることを願っています。
どうかご安心ください。焦ってしまい落ち着くどころではない皆さんにご紹介したいことがあります。
フライング検査とは？
妊娠をしているか通常より早く知るための、早期妊娠検査薬を使用した検査のことです。
一般の妊娠検査は、生理予定日の1週間後を過ぎた頃からするのが普通です。
しかしフライング検査に関しては、最短で着床後3週間から可能です。
正式な妊娠とは、受精卵が無事に子宮内膜に着床した段階で成立します。
フライング検査の方法は？
通常の妊娠検査薬ではなく、生理予定日より早く使える早期妊娠検査薬の製品を使用することで可能です。
現在、市販の製品では、hcg（ヒト絨毛性性腺刺激）ホルモンを検出できる感度は50IU/Lです。
しかし早期妊娠検査薬だと、hcg感度は25IU/Lになります。
着床後の約3週間位からhcgレベルを見て妊娠を早期に発見できるのです。
妊娠週数に応じたhcgの目安量を参考にすると、ちょうど妊娠3週目の頃が50IU/L以下の場合が多いです。よって、
フライング検査で陽性になる確率があるという仕組みです。
フライング検査の注意点は？
早く妊娠に気づくことにより嬉しさで安心できる反面、「全ての妊娠」にも反応してしまう点です。
上記で言う全てとは、化学流産、稽留流産、子宮外妊娠など継続ができなくなる妊娠のことです。
なので早期妊娠検査薬で陽性でも、100％信じて良い訳ではないのです。
いい知らせでも、ここはぐっとこらえて生理予定日後にもう一度検査してみましょうね。また、
不妊治療をしている方でhcgの注射をしていたり、子宮がんなどを患っている場合も偽陽性の結果が出る可能性があります。
このように早く妊娠の有無を知ることは出来ますが、結果が陽性でも確実ではないことを心得ておきましょう。
また早く妊娠反応を知ることにより、残念ながら正常妊娠では無かった場合でも早めに対処ができます。
例えば子宮外妊娠の場合は、妊娠6週以上を経過してから症状が出始めます。
最悪の場合、卵管破裂になる可能性もあるので早めの治療が必要です。
生理予定日前にどうしても検査したい時は、上記の注意点を頭に入れておくと良いです。
フライング検査判定結果の見方
早期妊娠検査薬の方法は一般の妊娠検査薬と同じです。
アナログタイプの製品であれば、
陽性ラインが見れた時点で妊娠反応があるということです。
陽性ラインが濃く出ても薄く出てもいずれも陽性ととります。逆に陰性であれば、現段階では妊娠反応が無いということです。
しかしあまりに早い段階ですと、偽陰性の可能性もありますよ。
一方でデジタル式の検査であれば、
妊娠反応の有無が判定窓にハッキリと出ます。
しかし、アナログ式と同様にあくまでも早期段階での妊娠反応なので、正式に妊娠しているかどうかは確実ではないので注意です。
妊娠反応が出たことを知った時点で、早めに次のステップに進むことができます。例えば今度は普通の検査薬で、生理予定日の1週間後に再確認しようと先の計画ができます。
フライング検査薬の保管方法
一般的にどの妊娠検査薬にも精度の問題がありますので、使用期限を設けています。
どの製品も大体、常温で保存して3年以内には使い切るように記載されています。
湿度や直射日光を避けて、箱に入った状態で保存してください。
説明書には期限切れの検査は、精度が劣るので使用しないようにとの注意書きもあると思います。
実際に期限切れの検査薬を使用して、陽性でも陰性でも病院に行ってダブルチェックするなどした方がいいですよ。
日本製と海外製品の違いについて
実際に私は日本とアメリカの妊娠検査薬しか使ったことがないので、詳しくは書けませんが参考までに。
日米の製品を比較しても、正直大きな差を感じたことはありませんでした。
一般の妊娠検査薬も早期妊娠検査薬も両方とも日米で同じく販売しています。
書かれている言語が異なること以外は、性能も値段も似たり寄ったりでした。私がアメリカに住んでいた時には、家計のためにいつも節約をしていました。
何事も節約が大切なので、現地の百円均一ショップで買った1ドルの妊娠検査薬を使っていました。
結果も陽性がハッキリと出て十分でしたよ。ただ、中国製の明らかに安すぎる妊娠検査薬は精度に問題があるかもしれないのでおすすめはできません。安かろう悪かろうです。
フライング検査薬の人気ランキング！
1位はアラクスのチェックワンファストです。
日本製のこの検査薬は、生理予定日の当日から使うことができます。
判定表示はアナログで出ます。判定まで1分しかかからず、かつ判定の結果が残るので記録には便利ですね。
日本では薬事法で早期妊娠検査薬の販売は、薬剤師のいる薬局のみでの販売となっています。
値段は各都道府県のドラッグストアにより異なりますが、一般の妊娠検査薬とはさほど変わりません。
2位はクリアブルーデジタル妊娠検査薬です。
生理予定日の4〜5日前に検査をすることができます。
目安としては生理予定日の4日前で、約51％の精度を持っています。
この製品はデジタル式で妊娠の有無が白黒ハッキリできるタイプです。
アメリカとヨーロッパで販売されているこの製品は、日本からですとネット販売で購入が可能です。ネット業者により値段は異なりますが、大体1900円弱で手に入ります。海外からの輸入なので値段は高めです。
3位はドクターズチョイスのワンステップ妊娠検査薬です。
何ともうれしいのが値段です。10回分も入っていて1980円という安さ。アナログタイプの検査薬ですが、生理予定日の当日から4日前位まで使えます。
ちなみに生理4日前だと50％前後の精度を持ちます。10回分も入っているので繰り返し使えるのがうれしいですね。
この商品はアメリカの厚生労働省に認可された製品なので信頼性がありおすすめです。
まとめ
妊娠とは、人生の女性にしか味わえないとっても大きなライフイベントです。
子供を産んだら人生観が変わってしまったと言う人を何人も見てきました。
現在、妊活中や不妊治療を行っている人にとって、早期妊娠検査薬は欠かせない大切な手段ですよね。メリットやデメリット、また注意点なども詳しく分かった上で上手に利用していきましょう。
いずれも、検査薬を買い過ぎてしまうことの無いようにしてくださいね。もちろん検査薬以外でも妊娠の兆候はたくさんあるのですから。
残念ですが、早期に妊娠反応が出たからと言って、全てが順調にいく訳ではないのが妊娠生活の厳しいところです。
しかし、準備期間として妊娠の何たるかを身をもって感じることができます。子供を授かることがどれだけ大きなことなのか、女性の皆さんにしか分からないとっても大切な経験ですよね。
とても難しいですが、どうか周りの人達と比べるのは止めてくださいね。自分のペースで食事や普段の生活を見直して、出来るところから始めましょう。知り合いの誰かが先に妊娠したのを知っても、落ち込まなくて大丈夫ですよ。あなたは十分に頑張って今できることをしっかりやっているのですから！