手がかゆい!薬では治らない?原因と対策方法とは?
ある日突然、手がかゆい!
しかも中には激しい痒みに襲われることもあります。
乾燥やアレルギーのほかに、他の病気が考えられる場合もあるこの手のかゆみ。
2016年の最新の情報をもとに原因と対策をまとめていきます。
手がかゆい!どうしてこんなにかゆいの?
手は日常生活であらゆる場所に触れることがもっとも多い場所です。
なのでかゆみの原因、炎症などトラブルが起こりやすいのもまた手がナンバーワンで。
そして手は他の部位にくらべ、多くの神経が集中して張り巡らされていることも特徴で、かゆみが悪化した場合のかゆみのひどさといったら他の部位にはかなわないでしょう。
手のかゆみなどのトラブルは家事や仕事などにも支障をきたしてしまいます。
そんな地味につらい手のかゆみには原因と症状などいくつかの種類と対策がありますのでまとめていきましょう。
手のかゆみの原因とは?
アレルギーによる手のかゆみ
手のかゆみのアレルギーに代表されるのが接触皮膚炎です。
原因となるものに触れた部分にかゆみや湿疹、炎症が現れることがあります。
特にアレルギーの中で多いのが、金属アレルギー、アトピー性皮膚炎になりますがアトピー性皮膚炎は原因が特定しにくいと言われていますが、本サイトではこの原因が分からない皮膚炎の改善方法も紹介しています。
>かゆみの正体はこれだ!かゆみのメカニズムまとめ
手湿疹
手湿疹は手の乾燥、アレルギーなどがきっかけで赤い炎症やぼつぼつした湿疹が現れる皮膚疾患になります。
家事や洗濯で洗剤などに触れる機会が多い主婦に多く発症すると言われていて、一部ではママ湿疹と呼ばれているようです。
またお父さんでは仕事上、化学物質や業務用洗剤などもっと強力な洗剤に触れることもあり専門職の方には手湿疹は非常に多い状況です。
手湿疹の中には、軽度のものから非常に激しいかゆみに襲われることもあります。
皮膚が乾燥、硬化してひび割れてきて血がにじみ感染症の併発も恐れがあるので注意が必要です。
肝機能障害
実はかゆみと肝臓は密接に関連しています。
上記のとおりアレルギーでも接触皮膚炎でもない場合、この肝臓病と関連している場合あるので注意が必要です。
肝臓病からくるかゆみの見分け方は、
手にかゆみがある
体全身にかゆみがある
塗り薬を塗ってもかゆみがおさまらない
かゆみがあるのに皮膚には赤みなど特に異常がない
このようなかゆみの場合には肝臓に異常はないか病院へ検査に行くことをおすすめします。
臓器の中で肝臓だけは悪化した時に症状が最後にあらわえれる、沈黙の臓器と言われていますね。
ストレス
かゆみとストレスは常に密接に関係しています。
手のかゆみも同様にこのストレスが原因の場合があります。女性の場合はホルモンの関係で生理などに手のかゆみが悪化する場合もあります。
またストレスが原因の場合は、胃腸が弱りその関係で血液の汚れなどが原因になりかゆみが出ている場合もあります。
詳しくは、腸内環境とかゆみの関係ページで解説していますので参考にしていってください。
手のかゆみの種類
手のかゆみの種類はまだあります。
ここでは手のかゆみの種類を更に詳しく紹介していきましょう。
慢性湿疹
手湿疹は冒頭に記載したとおり、内外からの異物に体の免疫機能が反応しておこる皮膚の炎症です。
内外からの原因が皮膚に攻撃をし続けると、当然ながら手湿疹は治らずに再発を繰り返し慢性湿疹と変化していきます。
こうなると塗り薬でも治りにくく、また手荒れや手の皮膚が硬化してきて別の治療が必要になってきます。
慢性湿疹を薬で治さない方法とは?
異汗性湿疹
手のかゆみの種類のひとつに、いかんせいしっしんという湿疹があります。
手のひらや指などに小さな水泡が現れるのが特徴になります。
実はこの異汗性湿疹は原因が良く分かっていませんが、手や足などで発汗しやすい人や、皮膚が厚い人に良く現れると言われています。
かゆみは経度ですが、見た目は少し目立ってしまう湿疹になります。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
こちらは手のひらや足の裏などに、無菌性の膿をもった膿疱が多数発生する皮膚疾患になります。
一度かかるのと慢性的に現れることが多いと言われる皮膚病になります。
一説には金属が原因、たばこが原因、酒が原因など諸説原因があるといわれているまだよくわかっていない皮膚病になります。
手白癬(てはくせん)
こちらは白癬(はくせん)と呼ばれるカビの一種が原因で手がかゆくなります。
手に現れる場合は手白癬と呼ばれます。
かゆみは経度ですが、手の皮膚がボロボロが剥がれたり、湿疹ができる場合もあります。
こちらは真菌が原因になりますので、真菌を対処する塗り薬などで対処していきます。
まとめ
手のかゆみには様々は種類、また原因も様々です。
まずは自分がどの手のかゆみであるかを把握した上で適切な対処をしてください。
また、アレルギーやアトピーも決して治らないものではありません。
本サイトでは身体の中からかゆみを治す方法を紹介していますので、対策に迷っている方はぜひこちらも参考にしてみてください。
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