アレルギーが治った!本当の乳酸菌の選び方!ビフィズス菌はNG?改善する種類は?
みなさん知っていましたか?
アレルギーやかゆみの救世主になるすごい!乳酸菌の種類があることを。
本ページでは乳酸菌の基礎知識から乳酸菌がアレルギーに効くその根拠、そして伝説の乳酸菌の解説まで徹底解説していきます!
一言で乳酸菌と言ってもきちんと理解されている人は少ないかもしれません。
きちんとこの乳酸菌を知って、きちんと選んでとれば大きな驚く効果があるのもこの乳酸菌なのです。
アレルギー体質の方や、かゆみに苦しんでいる方を対象にその改善に大きく期待できる乳酸菌も解説していきます。
本当にスゴイ乳酸菌、まだまだ知らないことがたくさんありそうです。
それでは乳酸菌の旅へともにまいりましょう!
このページの目次
乳酸菌でアレルギーが改善されることは国も研究機関も認めている!?
乳酸菌は免疫機能を安定してくれるからアレルギーが改善する!
乳酸菌はどのように免疫機能にかかわっているのか?
乳酸菌の減少と腸内環境悪化のリスクとは?
乳酸菌の種類はどんなものがあるの?
日本人になぜアレルギーの人が増えたのか?
アレルギーと腸内環境と腸内細菌(腸内フローラ)の密接な関係
その他の乳酸菌の商品まとめ
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乳酸菌でアレルギーが改善されることは国も研究機関も認めている!?
これは朝日新聞の記事の引用ですが、乳酸菌とアレルギーの改善報告は今から十年前ほどには報告がされている事実なんです。
乳酸菌食品を毎日とれば、
スギ花粉症を含むアレルギー性鼻炎の症状を緩和する効果が一定程度あることが、厚生労働省の研究班による調査で分かった。
昨年11月から今年4月にかけて、
花粉症を含むアレルギー性鼻炎の患者89人を無作為に2グループに分け、
44人には特定の乳酸菌粉末50ミリグラムが含まれる食品を、45人には入っていない食品を、それぞれ毎日摂取させた。
摂取した半年間、くしゃみや鼻水、鼻づまりの頻度、日常生活への支障の度合いなどを日記につけてもらい、
症状なしから最重症までの5段階で点数化し、血液検査も実施して両者を比べた。
その結果、
鼻水と鼻づまりの症状で、乳酸菌を摂取しなかったグループには花粉飛散機に悪化していったが、
摂取したグループではあまり変化がなく、最大で1段階ほど症状に差が出た時期があった。ダニによる通年制アレルギー性鼻炎も、摂取グループの方が医師の診断で改善傾向があった。
でもこの記事ではざっくり「乳酸菌」としか書いていなく、その乳酸菌の種類もミソなのです。
乳酸菌は免疫調整機能を安定してくれるからアレルギーが改善する!
さて、まずはそもそもの疑問。どうして乳酸菌はアレルギーを改善してくれるのでしょうか?
アレルギー、花粉症、アトピー性皮膚炎に共通していることは、アレルギーの原因のアレルゲンに対して身体の中の免疫機能が過剰反応をしていることがあげられます。
皮膚が赤くはれ、痒みをおび、くしゃみ、鼻水はすべて、病気の原因となるアレルゲンをキャッチ、外へ追い出す自己防衛システムの「免疫機能」の反応です。
お肉をたくさん食べたり、ビタミンの少ないファストフードなどなど、欧米化した食生活や加工食品にふんだんに塗りこまれているマーガリン、ショートニングに代表されるオメガ6脂肪酸(トランス型脂肪酸)の過剰摂取により、現代人の多くは免疫調整力が非常に不安定になっているのです。
上記の食生活は切っても切れない時代になってきていますが、同時に腸内環境も悪化させて各種皮膚のかゆみも発症していきます。
このあたりは↓こちらのページにまとめていますので参考までに。
薬に頼らない急速な腸内環境改善方法!
「弱くてもまた強すぎても支障をきたしてしまう免疫機能」免疫力をアップさせるだけでは問題解決になりません。
ポイントは、免疫調整力を安定させることなのです。
先ほどの新聞記事のように既に免疫の働きをバランスよく調整する力が「乳酸菌」にはあることが分かっているのです。
アレルギー、花粉症、アトピーなどは特効薬がなく治療が難しい中、乳酸菌の摂取で改善されることは世界で注目されているんです!
乳酸菌はどのように免疫機能にかかわっているのか?
もう少し詳しく仕組みを知りたい方のために少し深堀していきます。
血液中に存在するマクロファージとリンパ球という免疫細胞が異物から私達の身体を守っています。
マクロファージは自分の細胞に異物を取り込み酵素で分解します。
リンパ球には、T細胞、B細胞とありますが抗体やインターフェロンという物質で直接攻撃をします。
乳酸菌はこのマクロファージやリンパ球と関わり働きを活性化する役割をしていることがわかってきました。
X線治療を受けた患者は白血球が減少しますが、その後乳酸菌の摂取により白血球が増えることもわかっています。
しょうしょう難しいですがこのように乳酸菌は私達の免疫機能の安定化の役目をはたしているのです。
乳酸菌の減少と腸内環境悪化のリスクとは?
ここで改めて確認しておきたいことは、この乳酸菌の減少(腸内環境の悪化)による身体のリスク、心配がでてくる病気です。
乳酸菌の減少は、別の言い方をすれば腸内環境(腸内フローラ)が悪化していると言えます。
酒さ、赤ら顔
乾燥肌、かゆみなどの皮膚病
シミ
ニキビ
アレルギーや花粉症
アトピー性皮膚炎
便秘
免疫力低下
高血圧
大腸がん
乳酸菌の摂取と腸内フローラを整えて正常化することはこんなに多くの病気やトラブルを予防する効果があるのですね。
ではもう少しです、ここからは数々世に出回っている中で、どの乳酸菌を私達は選べばよいのか。
進めていきましょう。
乳酸菌の種類はどんなものがあるの?
まず乳酸菌はこのふたつに大きく分けることができます。
動物性乳酸菌
→糖の濃度が一定でなければ、上手くいきられずすぐに死滅してしまう弱い菌が特徴になります。
→単独で行動する。
→牛やヤギのミルク等
植物性乳酸菌
→糖が高濃度でも生きることができ、体内でも活発に働く強い菌が特徴になります。
→多くの微生物と共存する。
→味噌、醤油、ぬかずけ等
以下は乳酸菌の種類です、これでもほんの一部ですが(多いですね!)主要な乳酸菌をまとめました。
今での乳酸菌は各社企業が新たな乳酸菌の発見と商品化を実施しています。
以下のように乳酸菌の種類によって大きくその働きや効果が異なるのです。
次にこの中でどの乳酸菌がアレルギーと腸内環境の改善になるか解説していきます。
乳酸菌の種類
L29乳酸菌
これはカルピス社が開発した新機能性乳酸菌。生きたまま腸に届く乳酸菌で、胃酸や胆汁酸に強いのが特徴。
免疫のバランスを整えアレルギーに大きく関わっているTh1細胞、Th2細胞のバランスを保ちう、コントロールする働きがあると言われています。
ガセリ菌SP株
日本人由来の乳酸菌であり、日本人と相性が良い乳酸菌になります。
胃酸や胆汁に強く生きたまま腸に届き、腸に長くとどまることができます。内臓脂肪蓄積抑制、ストレス軽減効果、コレストロール低下作用が報告されています。
1073乳酸菌
こちらはブルガリア菌の一種。こちらはなんとインフルエンザウイルスの増殖を抑制の働きがあります。ナチュラルキラー細胞を増強する要因となる多糖体があることが分かっており、ウイルスを攻撃して体を守る働きがあることが分かっています。
kw乳酸菌
キリングループが開発した乳酸菌。アレルギー症状を緩和する効果がある。強い酸に耐えられるので、胃酸で死ぬことなく生きたまま腸に到達できる。
r-1乳酸菌
こちらもインフルエンザ予防効果がある。ブルガリア菌という乳酸菌の一つです。乳酸菌R-1は、非常に特殊な能力を持った乳酸菌です。
l-55乳酸菌
こちらは便秘予防と解消、花粉症予防、アトピー性皮膚炎の改善などがあります。マウスを使った実験でアレルギーを制する効果があるという報告があります。
ヤクルト菌
ヤクルト菌は、人の腸内に住み付いている乳酸幹菌を強化培養したものです。小腸で活躍し腸内で乳酸を作り出します。大腸菌などの悪玉菌の増殖を抑制します。
ビフィズス菌
分類学的には乳酸菌とはまったく異なる種類の菌ですが働きとしては、乳酸に加え酢酸、ビタミンB群、葉酸を作り出します。
ラブレ菌
カゴメが研究、商品開発。
京都の伝統的なお漬物である、すぐき漬から発見され免疫力を上げる効果も認められる乳酸菌です。
酸の強い漬けものの中でも生存でき、体内の酸に強く、強力な生命力で生きたまま腸に届くのが特徴。整腸作用による便秘解消、美肌効果や、免疫力安定効果、コレステロール値を下げる効果のなどが期待できます。ラブレ菌はガンを攻撃するNK細胞を活性化させる働きがあります。
現在確認されている乳酸菌の中で日本人に合い、効果の範囲が広く非常にすぐれた乳酸菌と言えます。
ラブレ菌は一番近年にみつかり商品化されたのも最近のことでしたね。
このラブレ菌のみ伝統的な京都の漬物からみつかったと言われている植物性乳酸菌、その効果効能が広く非常に優れた乳酸菌と言われているのです。
日本人は欧米人にくらべ、豆や穀物を消化するために腸がとても長く、強く生きる植物性乳酸菌でないと体にうまく乳酸菌を取り込むことができません。
まさに漬物由来のこのラブレ菌は日本人にあった、とても効果的な乳酸菌と言えると思います。
デメリットはちょっとまだ高価なところですかね。
毎日とらずとも、少しずつこのラブレ菌を取り入られれば今よりもずっと腸内環境は正常化してきます。
乳酸菌をとったら、オリゴ糖や食物繊維など長く乳酸菌を生息される方法もあり、また別途紹介していきます。
アレルギーとかゆみに効く乳酸菌のまとめ
免疫調整機能安定化の効果があり、効率的に摂取できる人気の商品を以下にまとめました。
<2016年9月調べ>
個人的には植物性ラブレのみで十分だと思いますが、以下のカルグルトという商品は5種類の乳酸菌を配合しており、値段も比較的安価でおススメです。
最近女性に注目されているという、アレルナイトプラスはラクトバチルス乳酸菌とビタミン群を配合した美容に特化した商品で人気がでているようですね。
上位の3つのどれかであれば、今の乳酸菌の商品の中では間違いない商品といえるでしょう。
商品 |
特徴 |
価格 |
評価 |
|
---|---|---|---|---|
カルグルト |
5種類の乳酸菌 |
1980円 |
★ |
|
植物乳酸菌ラブレ |
植物性ラブレ菌 |
3762円 |
★ |
|
アレルナイトプラス |
植物性ラクトバチルス乳酸菌 |
5980円 |
◎ |
|
4 |
善玉菌のチカラ |
クレモリス菌FC株 |
1806円 |
○ |
5 |
乳酸菌宣言 |
4種類の乳酸菌 |
896円 |
○ |
※商品名クリックで商品詳細ページへリンクします。
日本人になぜアレルギーの人が増えたのか?
このグラフをはじめて見たときはとても驚きました。
アレルギーはよく昭和初期以前、つまり江戸時代も平安時代もほとんどみられないと聞いていましたが、
以下のグラフのように日本人の食事の現状を年代別にみてみると、ちょうど昭和の後半40年頃から、日本国民全員の食文化が大きく変わっているのがわかるかと思います。
これは戦後、海外特にアメリカからの食糧の輸入が大きくはじまり、日本人の間で欧米の食事が一気に普及していった時期です。
以下グラフはもはや有名はグラフですが、厚生労働省のデータをグラフ化したものになります。
※画像クリックで拡大します。
※厚生労働省「国民健康・栄養調査」のデータをグラフ化。
一目瞭然ですね、、1955年頃から特に爆発的に私達の食事内容は変化してきました、
動物性脂肪 摂取の増加
乳製品 摂取の増加
動物性タンパク質 摂取の増加
まずおさえておきたいポイントは、日本人の食事の変化によって、私たちの腸内環境または腸内細菌(腸内フローラ)が大きく変化したため、
様々は病気、日本人がほどんどかかったことがなかった病気が現在では急増していることはこの食事の背景があるからなのです。
アレルギーと腸内環境と腸内細菌(腸内フローラ)の密接な関係
2015年2月、NHKスペシャルでも特集があり、近年話題の腸内フローラ。
腸内フローラとは
腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)とも呼ばれます。腸の中に住むこれら細菌たちの生態系のことをさす言葉。 腸内菌は100種類以上、個体数でいえば約100兆個にもなると言われる。 それらの出す化学物質が想像以上に人間の健康や美容に大きな影響を与えることがわかってきた。
腸内細菌(フローラ)を整えることは、花粉症やアレルギーのとどまらず、ガンや老化、シワなど様々影響があることがわかってきました。
また妊娠したママさんの腸内細菌も子供に受け継がれていくそうです。
そこで子供のアレルギー体質、花粉症体質なんかも決まってくるそうです。
けれど、腸内細菌はもちろん生まれた後も食事、以下に解説する改善方法でいくらでも整えることができます。
前置きが長くなりましたら、
上記の欧米化した食事によって、
私達日本人の腸内環境と腸内細菌は乱れてしまい、悪玉菌の増加、また細菌も不安定になり、
なによりも
免疫力調整機能
が狂ってしまっているのです。これが近年花粉症、アレルギーが増加している要因のひとつです。
免疫とは
病原体などの異物(アレルゲン)が体内に侵入すると、それを体外に押し出そうと働く防衛システム
その他の乳酸菌の商品まとめ
明治ヨーグルトR-1 ドリンクタイプ 【112ml×24本】
伊藤園 朝のYoo フェカリス菌1000 265ml×24本
この商品だけみても、
LG21乳酸菌
1073R-1乳酸菌
プレミアガセリ菌CP2305
フェカリス菌
根本原因を3つのチカラで総合的に改善!
食物酵素の摂取
※腸内環境改善、血液正常化(サラサラ血)、代謝酵素増と各種皮膚炎の改善が期待できる。
乳酸菌の摂取
※強くもなく弱くもない免疫「調整力機能」の正常化が期待できる。
オメガ3脂肪酸の摂取
※アトピー、アレルギー、花粉症、喘息の改善が期待できる。
※↑それぞれの項目クリックでそれぞれの詳細を解説しています。
乳酸菌は効率的にカプセルタイプがおすすめ、最強の植物性乳酸菌はこちら!
いかがでしたでしょうか。
私達の身体は菌と共存するとても不思議な生き物なんですね。
腸内環境の改善はこの乳酸菌だけにとどまらず、日々入ってくる悪玉菌や未消化物質にも注意をはらう必要があります。
腸内環境を徹底的に見直したいという方はこちらの記事も参考にしていってください。